2013/03/26

旅報告 Vol.3 自転車編

こんにちは、田山珈琲です。

旅報告も自転車編を残すのみ。
やっと自分のペースで書けます(^_^;)

これは自分の記録として公開しつつ、他の方の自転車の旅のお力になればなぁ、と考えてます(^^)

持っていった自転車はこちら。
自転車自体、ちょっと特殊な24インチ折りたたみロード、的な?「エアニマル カメレオン」です。

◆配送について
最初、自転車を「サイクリングヤマト便」を使って送ろうと考えてましたが、1週間前に問い合わせたところ「沖縄は最低でも1週間かかると見込んでください」とな。

どうやらヤマト運輸が取り扱うサービスはおおまかに2つ「宅急便」と「ヤマト便」になり、普段の配送をお願いしているのは「宅急便」。
「ヤマト便」は大型な荷物や引越しのような感じで、大掛かりな荷物を運びます。
なので、空路は使わず陸路・海路での運搬となり、時間がかかるようです。

これを考慮した時、パニアバックを営業所止の「宅急便」で送ってしまえ!と。自転車は飛行機輪行すればいいじゃん、となりました(^^)

飛行機輪行は、電車輪行である程度、経験を積んでからするほうが無難でしょう。

ちなみに、飛行機内の気圧が変化するので、タイヤの空気を抜く・抜かない、と飛行機輪行の情報を検索すると出てきますが、私の経験上では抜かないです。まー、万が一があるので自己責任で(^_^;)

あと航空会社でそれぞれ対応が異なります。
今回利用したANAは荷物の範囲内になることが多いので、無料で行けましたが、LCC系の航空会社では1500円とかの有料になるパターンが多いようです。

あとは、自転車屋によっては配送してくれるところもあるようです。
自転車屋さんによるので、よく行く自転車屋さんに相談してみる、という手段もありますので、ご検討をば(もちろん配送期間とかもよく聞いておく必要がありますのでご注意を)。


◆装備品について

フロント
この2つを使うことで、ハンドルまわりをスッキリと、スマホをハンドル中心に持ってこれるようになるので、地図を見るのにストレスありませんでした。
このミラーを装着前は「イルミラー」を使ってました。
これはこれで夜間目立っていいのですが、ドロップのエンドキャップの代わりにつけると大きいのです(´・ω・`)
大きくて見やすいけど、ペダリングの膝に当たらないけど気になる距離、止まってハンドル切ると邪魔、みたいな。
スッキリさせたいなーというところで発見したのがこれ。小さいといえば小さい、けどちゃんと映るので、後方確認ができる、結構ポイント高いです。(^^)
  • Xperia Arc(SIMなしでGPSロガーとして余生を送っている)
地図ソフトは「oruxmaps」を使用していて、以前はPC経由でオフライン地図としてダウンロードする必要がありましたが、このソフト単体でオフライン地図をダウンロードできるようになっていてビックリ!
Google Mapsの地図データを事前にダウンロードしておけば、3GとかLTEとかWi-Fiとかのネットワーク環境は不要なんですねー(^^)
沖縄本島の地図をダウンロードしておいて使っていました。
 

フロント周りはスッキリしすぎて、荷重がリヤに集中しております(^_^;)
ハンドルは取られにくいので、ある程度の急ハンドルでもリヤが粘っている状態になります。
立ち漕ぎ時は意識的に前荷重にしてましたが。。。

リア
2011/11 に瀬戸内をぐるっと回る旅をしたときは「キャラダイス SQR Tour」のみでカンバってましたが、最終日にこんな事件が・・・
自転車自体が特殊なので、通常でしたらこんなことは無いのですが、シートチューブを支えるところにクイックがありまして、そこにバックの重量と体重との荷重が集まってしまったがためにポキッとなってしまったんですね・・・
今回の沖縄はその反省からサドルバックは軽量にしました。本心はパニアバックですべて賄えればよかったのですが、そうは行きませんでした(^_^;)
  • パニアバック(ブリジストンの1970年台のものをフリマでGet!)
これはこれで、雰囲気が出ていた見た目は良いのですが、やはり70年台。防水加工なんてされていない状態で、キャリア支柱に固定するベルトの穴からバシバシ水が入って来ました(^_^;)
中の荷物に防水加工(ジップロック的なもので梱包)しておいたので、事なきを得てまして。。。
この旅のために購入。パニアが付けられて便利になった反面、折りたたみ工数が増えてしまった(これは想定内)のですが、取り外しするための取り付けがあるようです。
一応、取り付け・取り外し、輪行袋へ収納の練習まで行いましたが、いざ、取り外そうとした時にベルトが外れない状態になってしまいパニクりました(^_^;)
ベルトを巻き取るネジの間に、ベルトの余剰を巻き込んでしまって、外すに外れない状態だったのです。。。
というのが初日と3日目とあり、大変でした。。。

それ以外の不満は特にないので、満足しています(^^)
取り付け・取り外しの経験値を上げれば大丈夫でしょう。

ただし!リンク先を見ていただければわかりますが、「生産終了」とのこと(´・ω・`)
日本での代理店で取り扱いが無いだけかもしれませんので、海外通販サイト探すと、出てくるかもしれません。。。

その他
  • ライト系
フロントはハブダイナモ「SP Dynamo」とダイナモランプ「Schmidt Edelux」を搭載しているので、電池切れの心配はありません(^^)

ダイナモに限りますが、ハブ・ライトはドイツ製が間違いないです!
性能と明るさが日本製の比ではないですし、痒いところに手が届く商品です(^^)
ハブはShimanoとSP Dynamoと2種使用しておりますが、Shimanoの中堅クラスのでしたので25km/hを超えたあたりから、ハンドルに微振動が伝わってきます。
SP Dynamoはどの速度帯もそんな振動はありません。おそらくSchumidtについても同じと考えられます。
電力の出力安定度とかは検証してませんが、体感できる製品の質に愕然としました。

ってこんな宣伝しても、なにもインカムありませんが(^_^;)

リヤは「Fibre Flare Light」をパニアバックの左右に引っ掛けて使用したことによって、かなり目立ってました。

この前後でのライトは、夜の沖縄峠でもストレスなく走ることができるくらいの明るさでした(^^)
  • コンポ
実用性重視のため、TIAGRAをメインに(^_^;)
クランクにSugino、ブレーキにCNCのアルミ削り出しの・・・なんだっけ?(^_^;)


◆服装について
  • 服装
上はColumbiaの速乾性のある半袖をインナーとサイクルジャージ(SOLORAPHA)で、下は7分丈のパンツ、サイクル用のパッドは使って無いです。
それにSOLOアームウォーマー・レッグウォーマー(PISSEI)を装備して温度調整。大体これで走れました。
朝と夕方にベストを着るくらいで、ウィンドブレーカーは必要なかったです。宿での夜はウィンドブレーカーが活躍するので、持っていくことをおすすめします。

  • 雨具
Rin Projectのポンチョが大活躍した雨具。これにmont-bellのパンツシューズカバー着用で、雨対策はバッチリ!
ただし!ポンチョは風で煽らるので、運転には要注意!なので、ゆっくり走ることを心がければ、雨でも安心して走れました。
ポンチョの副作用(?)としては、走っている最中はパニアバックが上から濡れにくくなる点。サドルバックも上からは濡れないので、ちょっと安心。


◆沖縄道路事情
  • 那覇市街
バスの交通網が発達しているのでバスが多い上に、排ガスが規制されていないのか結構排ガス臭いです。
あとは、まぁまぁ路側帯もあったり、なくてもそれなりに走れます。
一番ビックリしたのは、一方通行は自転車を除かないです!すべての車両が一方通行です!!
なので、沖縄に行った際はちゃんと一方通行は守りましょう(^^)
  • 中部
国道は自動車中心に整備されている感がバッチリします。
那覇から離れれば離れるほど自動車が少なくなるので走りやすくなり、かつ路肩が広くなります。
北部に近づくと快適に。ただし、高速道路終着部分はちょっと複雑なジャンクションになっていて、路肩も狭くなるので注意。
海岸近くを走る分には平坦ですが、一歩内陸(または対岸)へ行こうとすると、10%以上の坂が待ち受けています( ̄д ̄)
海中道路は視界が開けて気持ちいいですが、橋ではないので爽快というほどではなかったです(^_^;)

  • 北部
名護市については中部と変りなく、それなりな道です。
大宜味村、東村より北部の国道はかなり走りやすい!特に西海岸沿いは信号も少なく、路側帯も広いので快適です!!
本島最北の辺戸岬へは西海岸から向かうと、楽チンです(^^)
東海岸は、アップダウンとカーブが多く、純粋にロードで走るだけの楽しみ方には合っていますが、旅となるとキツイです。
自然がいっぱいなので、民家も売店もほとんどありません。道中の自販機もないので、集落に着いてからの共同売店でしか、物が買えません。
今帰仁村・本部町はそれなりに栄えており、ちょっと道は狭いですが、市街地を走るのに慣れていれば大丈夫なレベル。
古宇利大橋は気持よく海の上を走っている感じで良いです(^^)
あ、あと土木工事が多いです。台風の爪あとの修復とかで工事がそこらで行われていました。
特に東西をまたぐ県道では、片側通行になっている箇所があるので、簡易信号がついてました。

  • 南部
南部は少し狭めで、海岸沿いでもアップダウンがあります。それなりに走り甲斐はあります。
北部の東海岸側のような自然しか無い状態ではなく、自販機もありますので、心置きなく走れます。
海岸沿いから内陸へ向かうと、中部と同じく10%以上の坂が待ち構えています(;・∀・)


全体的に内陸へ行くほど坂になり、海岸沿いは平坦です。まぁ、普通と言えば普通ですけど、小さい島なので、内陸へはすぐに行けますから、海岸沿い外れると坂がある!という感じです。
やっぱり北部が一番走りやすいですね。ロードのトレーニングしている方もちらほらといらっしゃいましたし(^^)
程よい距離に集落があるので、休憩するにはいい間隔のようですし。


はい!ようやっと沖縄 旅報告は終了と相成りました\(^o^)/
いやー、長かったわ。まとめるのにも時間がかかりましたが、それだけ充実した旅になりました!
書ききれてない部分もあるかと思いますけど、その部分は珈琲飲みに来ていただければ、いくらでもお話しますよ(^^)

ということで、次の旅はどこに行こうかな?


あなたの気分をカエルコーヒー、田山珈琲の沖縄旅報告!でしたっ!!